発酵食品で腸内環境を整える

2015/05/19

発酵食品とは

発酵食品とは、食材を微生物が分解したことにより、人にとって有益な状態になった食品のことを言います。
発酵をした食品は、風味や旨味が増し美味しくなります。
また、保存しやすくなり栄養価も高くなります。
分解が進んでいるために、体内への吸収力が高いのも発酵食品の特徴です。
発酵食品には、味噌や醤油、酢などの調味料や、漬物、納豆、キムチ、チーズ、ヨーグルト、日本酒やワインなどがありります。


発酵と腐敗の違いは?

発酵は糖質を分解して乳酸菌やアルコールができるものに対して、腐敗はタンパク質などが分解されてガスが発生します。
また、発酵は人に有益な状態になるのに対し、腐敗は人に対して有害な状態になります。
腸内でも発酵と腐敗は起こっており、腸内で食べ物が腐敗すると健康に有害なアンモニアやインドールスカトールなどのガスを発生させます。


腸内環境と発酵食品の関係

発酵食品には、酵母や酵素、乳酸菌などの人体に有益な菌が増えています。
これらを食べることにより、善玉菌を増やし悪玉菌を抑える働きのものもあります。
また、発酵したものは、分解が途中まで進んでいるので、腸内でも消化吸収のしやすくなっています。
発酵食品を食べることで、腸は酵母や酵素、乳酸菌により、腸内菌の活性化を助けることができます。



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