私があなたに腸内環境を整えて欲しい理由

2015/05/19


生活習慣病予防指導士である私が、なぜあなたに腸内環境を第一に考えて欲しいのか、
お話いたします。

これは、最近よく言われていることでもあり、私が30年以上自然食品に携わり
自分の体質を改善してきた経験に基づくものです。

また、下記のようなことから、体質改善をおすすめする場合は、
腸内の改善を中心に行って頂いております。

腸の大切さを知り、日頃の美と健康にお役立て下さい。



健康のすべては腸内環境で決まる

腸内環境が良い、悪いという言葉をよく聞くようになりました。
腸内環境の良し悪しとは、一体どういうことでしょうか。

思いつくだけでも大きく2つに分けられると思います。

この2つのことに気をつけなくてはいけない理由は、
どちらも腸の機能が正常に働くためには必要だからです。

詳しく各ページで説明していきますが、これが整っていることで
あなたの不調のすべてが改善できると言っても過言ではありません。



血液の設計図(質)を決めるのは腸内環境

腸内は食べ物を消化吸収し、栄養素を血液と一緒に体中に運びます。
しかし、吸収するのは栄養素だけではありません。
腸内にあるすべての物を吸収してしまいます。

つまり、腸内が脂や砂糖でいっぱいなら栄養を吸収するだけでなく、
血液が脂や砂糖で汚れてしまいます。

他にも、肉を消化する時に出るガスは、血液にのって細胞に運ばれると、
細胞を傷つける恐れがあります。

また、腸内の環境が悪いと正しい血液が作られにくくなり、免疫力が低下したり、
ご作動をおこしてしまいます。

血液は脊髄で作られていますが、その質を決めるのは腸内環境です。

老廃物やガスは肌荒れやアトピーの原因となり、最悪の場合はガン細胞を作る事もあります。
免疫力が低下したりご作動を起こすと、アレルギーや不妊の原因にもなります。



腸は第一の脳

生理反応のすべては脳が指令していると、思っている方も多いのではないでしょうか。
確かに脳が働かなければ、体を動かしたり組織を正常に保つことは難しいでしょう。

しかし、地球上には脳のない生命体はたくさん存在します。
一例を挙げると、クラゲには脳はありませんが、ちゃんと生きることができています。
脳の代わりに腸がその働きをしているのです。

人間は脳が小さい生物に対して下等だと思っていますが、チンパンジーやゴリラのような
類人猿は脳は小さくても下等ではありません。
運動機能に至っては、人よりも優れています。

逆に、脳が生きていても腸が傷んでいる場合、栄養素が吸収できず致命的な病気になり、
死に至る危険があります。

しかし、脳が働かない状態でも腸が正常で栄養素が吸収されたなら、人は生きていけるのです。



便秘になると死ぬ?

蝶を飼った時に気がついたことがあります。
それは、蝶の最期を決めるのは寿命(何日後)ではないということです。

羽根がボロボロなんっても足が取れても、蝶は元気に生き続けます。
しかし、便(液体の排出)が出なくなった時に、蝶の寿命は来るのです。

蝶の寿命は、与える蜜の種類や濃さに影響されます。

このことからも、食べ物が腸に与える影響や、腸が吸収できない食べ物が
与える悪影響についても想像できるのではないでしょうか。

もちろん、これがそのまま人間に当てはまるとは云えませんが、食生活を見直す上でも
大切な気付きがあるのではないかと思います。



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