生理不順

2016/06/22

マクロビオティック 生理不順の手当て


生理のトラブルは、直接血液に関する症状だけでなく、自律神経やホルモンバランスに関係する症状です。

マクロビオティックでは、生理の周期が短いタイプを陽性、周期の長い人を陰性といいます。


現代社会は、ストレスが多く、心のバランスが乱れたために、内臓の異常や、血液、リンパ液などの
体液の循環不良を起こしやすい環境にあります。

その結果、子宮や卵巣の機能低下にも繋がり、視床下部や下垂体にも影響を与えるのです。


また、添加物や環境ホルモン、空気の汚染や電磁波などが自律神経のバランスを崩し、
結果としてホルモンの分泌にも大きく関わってきます。

現代社会に生きる上で、環境を変えるのは難しいことですが、食事は自分で選べます。

食事を変えることで、ストレスに強い心と体を作り、正常なリズムを保てるよう生活習慣も改善していきましょう。



【マクロビオティックの食事の整え方】  


極陰性食品を控える
砂糖、果物、酢、香辛料、清涼飲料、アルコール飲料、ナス、トマト、ピーマン、ジャガイモ、生キノコなど

老廃物を多く作る食品を控える
肉、魚介、牛乳卵、油脂
不自然加工品(練製品、インスタント食品、レトルト食品、菓子類)


過食を避ける

朝食は少量にする

主食の比率を多くする



【積極的に摂りたい食品】 

ホルモンの分泌を促進するもの
葛、タンポポ、よもぎ、発芽玄米、カボチャの種、ぎんなん、松の実、蓮の実、ひまわりの種、マッシュルーム、花粉 

自律神経を安定するもの
ナツメ、麻の実、発芽玄米、ユリ根、胡麻、ほうれん草、ニラ、ネギ、玉ねぎ、アサツキ、ワケギ、らっきょう、レンコン、海藻、金糸菜など 

血液循環を促進するもの
葛、タンポポの根、豆味噌(赤)、醤油、ネギ、玉ねぎ、ニラ、松の実、黒胡麻、ひまわりの種、にんにく(醤油漬け)、梅醤タンポポ茶、梅醤番茶 

血液を浄化するもの
フノリ、アラメ、金針菜、ニラ、大根菜、人参菜、はと麦、パセリ、胡麻、ブロッコリー、玉ねぎ、ネギ、らっきょう、レタス、キャベツ、小松菜、にんにく、ヨモギ、ブロッコリースプラウト

ミネラルを多く含むもの
ヒジキ、ワカメ、メカブ、昆布、海苔、青のり、アオサ、モズク、アラメ、キクイモ、ゴボウ、レンコン、人参、玉ねぎ



【食養のすすめ】

さて、食べたい食品が分かったところで、どんなメニューが良いのか、ということですが、食事は、毎日毎食が基本です。
つまり、ここでメニューを、ひとつふたつ覚えたところで、意味はありません。
例えば、毎食の汁物にネギをたっぷり入れる。
これだけで、血液を浄化し血流がよくなり、自律神経が安定するのです。
それに、ダシをキノコや海藻だったら、どうなりますか?
清まし汁ではなく、豆味噌の味噌汁だったら?
食事で改善すると云うことは、そうやってアレコレとパズルをするように、組み合わせていくのです。
難しく考えずに、まずは始めてみましょうね。


生理不順の機能性食品・雑貨

タンポポは、昔から婦人科系の手当てとして、よく使われてきました。

イライラ、生理前の不調、肌トラブルなどが気になる