薬効を秘めた「五穀の長」【押麦】
国内産特別栽培 5分搗きの押麦です。
押し麦は、我が家でもご飯に入れていただきますが、母は曰く「押麦って入れると目立つから、あんまり入れないのよ」だそうです。
確かに、ぺったんこの押麦ですが、炊くとぷっくらと大麦の丸みが復活します。
つまり、ご飯の中に存在感のある大麦が出現するんですねぇ。
とはいっても、口の中で邪魔になる訳ではないし、一度ボイルをしてあるので、こんなものだと思っていただいてください。
この【押麦】は5分搗きですので、栄養の多い皮も残っていますし、かといって食物繊維がジャマになることもなく、いいとこ取りの押麦です。
ミネラルや食物繊維はたっぷりとありますし、美肌効果もありますので、毎日少しずついただきたい食材ですね。
雑穀の中では、陰性(玄米より大きいので)の部類に入る大麦は、夏の食欲のない時にご飯1~2割入れると、さっぱりとして食べやすくなりますよ。
【押麦とは】
精白した大麦を蒸気で加熱てから、ローラーで圧力をかけて平たくした後に、乾燥させたものです。
お米と一緒に炊きやすく、炊くことで大麦の丸みが戻ってきます。
【押麦(大麦)の働き】
押麦は白米に比べてでんぷんの量が少ないために、白米と混ぜていただくことで、あっさりとした食感になります。
カルシウムや鉄分などのミネラルやビタミンB1やB2なども、豊富に含まれています。
また、タンパク質や脂質、食物繊維なども豊富です。
豊富な栄養を含んだ大麦は消化が良く、整腸作用があります。
また、利尿作用にも優れ、むくみを改善する働きがあります。
また、麦茶はのどの渇きを癒して、火照った体の熱を冷ましてくれる働きもあります。
栄養価が高く消化が良いので、疲労回復や病み上がりの食材としても最適です。