ぷっくら丸い食感を楽しむ【はとむぎ(丸粒)】
歯ごたえとコクの、丸粒はと麦
老廃物を引き出して、体の中からきれいにします。
まんまるの粒のハト麦は、ご飯と一緒に炊きこんでも良いですが、その丸さを生かしてスープやサラダ、炒め物がおすすめです。
お米に炊く時には1~2割が目安です。
粒が大きくて存在感がありますので、見た目よりも口の中に入れた時に、はと麦を実感できるかもしれません。
小さなお子さんや、ご飯に雑穀が混ざっているのがイヤな方には、はと麦を割ったものがございますので、そちらがおすすめです。
また、はと麦の作用にイボを取る働きがあり、老化でできる赤いイボなどは、はと麦を食べることで改善されると云われています。
【はと麦とは】
ハト麦は、イネ科の一年草の植物で、中国南部から東南アジアの地域が原産地です。
(見た目は、じゅずだまに似ています)
薬用としての歴史は古く、『神農本草経』にも「久しく服すれば、補虚、益気、軽身などの効果がある」と効能が記されています。
一般にはハト麦茶として利用されることが多いのですが、から付きの全粒ハト麦を遠赤焙煎して粉末にした浄身粉や、ハト麦を粉砕して液化工程を経て糖化したハト麦糖、ハト麦の胚芽から採取したハト麦胚芽油なども、健康食品として知られています。
漢方名は【ヨクイニン】と云い、その成分は米や麦よりもカロリーが高く、たんぱく質、ビタミンB1、カルシウム、鉄分などを豊富に含み、タンパク質は良質のアミノ酸で形成とれ、他の穀物に比べて新陳代謝作用が大きいのです。
その他抗腫瘍作用を持つ物質の存在も明らかになっています。
【はと麦の働き】
ハト麦は、雑穀の中でも一番栄養が豊富で、昔から薬用として使われてきました。
特にたんぱく質や脂質が多く、ビタミンB、カルシウム、鉄分、カリウム、食物繊維などの栄養も多く含んでいます。
はと麦に含まれているたんばく質やアミノ酸はバランスがよく新陳代謝を活発にして、食物繊維が老廃物を排出してくれる働きがあります、
そして、老廃物を排出することで腎臓の働きを高め、水分の代謝を良くしてむくみなどを改善する働きもあります。
また、消炎作用があるため、関節などの痛み緩和してくれます。
栄養価が高く滋養強壮に優れているため、病気がちの方やお年寄り、体力が落ちて咳をしている方にもおすすめです。