あなたがもし、エコやロハスに関心があるのに、その1歩が踏み出せないとしたら、少しだけ私の話を聞いて下さい。
あなたが、エコやロハスに関心を持ったのは、何がきっかけだったのでしょうか。
きっと、使命感でエコやロハスに関心を持ったのではなく、自分の生活で心に引っかかることがあったから関心を持つたのだと思います。
今の生活と、心に引っかかった事とのギャップ。それが自然と大きくなって、エコやロハスが自然と生活に入り込んでいたというのが、本当のところなのだと思います。
そんな私も、エコやロハスに関心を持ち、地球や子ども達の未来の為に何かをしたいと考えています。
それは、自然食品を扱っているからではありません。
自然食品を扱うずっと以前の──そう、子どもの頃にエコやロハスという言葉がなかった頃から興味を持ち、自然や環境に関する本を読み、本当の健康を探し求めて来た結果なのです。
だから、あなたがエコやロハスに関心があって、地球や子ども達の未来の為に何らかのアクションをしたいと考えているのであれば、きっと私と同じ価値を持った人だと思うし、そのような方にサイトに訪れてもらえたご縁を嬉しく思います。
人は誰でも心の中に「豊かに生きたい」「思いやりを持って生きたい」「誰かの為になりたい」と思いながら生きています。
これはキレイ事ではなく、そのような生き方が自然だからです。そうやって生きることで喜びや幸せのホルモンが脳内を満たし、自分の生きている価値を見いだすことができるからなのです。
あなたが「誰かの役に立ちたい」と思うことは当たり前であり、その気持ちに添った生き方が人にとって1番自然で幸せな生き方なのは確かです。
そして、あなたはその事に十分過ぎるほど気が付いているのです。
でも、分かっているのに、なぜかその一歩を踏み出すのにためらいを感じてしまうのです。
あなたは、ボランティアをしたことがありますか?
今でこそ当たり前になったボランティアですが、少し前までは『お金持ちのヒマな人が偽善者ぶってやるもの』と考えている人がいたのです。つまり、お金を持っている人がその罪滅ぼしにボランティアをすると考えられていた時代があったという事なんですね。
そんなバカげた考えが近年まであり、実際に私はボランティアをしている時に、そのように言われたことがあります。
では、エコやロハスについて、あなたはどんなイメージがありますか?
最近では『エコ=節約』のイメージが強くなり生活の一部となっていますが、本来のエコの意味はエコロジーの略。つまり、『生態の輪の外ではなく、地球上の生物としてその輪の中の1つのパーツとなろう』というのが、エコの意味なんですね。
だから、最初にエコを謳った時には、「難しそう」とか「面倒」、「特別な事」といった意見が多かったのです。もちろん、今ほど環境問題に関心のある人が少なかったのも原因でしょう。
しかし、最初の頃は「知的レベルの高い人がエコを騒いでいる」とか「お金がかかるから出来ない」などの理由で、なかなか広まることはなかったのです。
それが『節約』になると知られてから、「自分に対しても特になって地球の為になるのならやろう」という意識へと変わっていったのですね。
その後、ロハスという生活スタイルが取り上げられるようになりましたが、エコと変わらないのに、未だにセレブのエゴや暇つぶしだと思っている人も多いのです。
私は、ロハスな生活が広まるのは時間の問題だと思っています。きっとエコのように「ロハスな生活をしたら、気持ちが良かった」という人が増え、それに賛同する人が出てくると信じています。
なぜなら、それが人としての自然な生き方だから。
どんなに都会に住んでいても、ロハスな生活は出来ます。
あなたの意識が少し変わるだけ。それに気付くだけで、地球や人を愛し大切にする生活ができるのです。