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同梱いたしましたニュースレターのクイズの答えと解説です。
お腹の赤ちゃんと食の関係クイズ
1.子どもの容姿や性格は、胎児の時の母親の食事でほぼ決まる。
答え ○
解説 マクロビオティックの陰陽では、肉食の多いお母さんからは陽性の顔つきの子どもが生まれ、甘いものや果物が多いお母さんからは陰性の顔つきの子どもが生まれます。
また、性格についても、赤ちゃんが生まれた後もお母さんが好きなものを食べている場合、陰陽に傾きやすくなるため、性格にも影響がでます。
2.活発な子どもにしたい時には陽性よりの食事、おしとやかな子にしたければ陰性よりの食事にすると良い。
答え ◯
解説 食事で性格は変えられます。
もし、走り回ったりキーキーと大声を出すようなら、動物性食品や揚げ物が多くないか確認をしてみましょう。
そして、まずは原因となりそうな食事を減らし、大根や白菜のような白い野菜を食べるようにしてください。
逆に、大人しくてママから離れて遊べない、すぐに泣く、なんだか弱々しいと感じるようなら、ジュースやお菓子、果物が多くないか確認をして、原因となるようなものを控えてください。また、人参やかぼちゃなどの色の濃い野菜や味噌やたくあんなどを食べるようにしてください。
そして、どちらもご飯はしっかりと食べさせることです。小さなお子さんは乳歯なので、無理に玄米食にする必要はありません。
3.妊婦の味付けは、胎児のためにも良い。
答え ✕
解説 極端にしょっぱい味や辛い味は論外ですが、適度に塩分があると、ミネラルバランスのとれた塩なら、良い血液のもとになるので、美味しいと思う塩分濃度でも気にすることはありません。
また、塩に含まれているミネラルは、各種ホルモンを作るための補酵素となります。
赤ちゃんの成長のためにも、減塩をするのではなく、ミネラルバランスのとれた塩を食べるようにしましょう。
4.玄米は中庸なので、玄米を中心とした食事で、おかずで陰陽を調和させると良い。
答え ✕
解説 マクロビオティックの陰陽の基本は玄米であり、玄米は中庸です。食事は玄米化なるべく玄米に近いものや雑穀米を食べ、なるべく種子(豆、芋、ナッツ(ゴマ)など) を食べるようにしましょう。
その上で、嗜好品として魚や肉を食べたら、バランスを取るために野菜もたっぷりと食べてください。野菜の量は、動物性食品の2~3倍と言われています。
5.これからは男女同権が当たり前の時代だから、女性は男性のように強くあるべきだ。
答え ✕
解説 今の時代、放っておいても女性は強くなっていき、男性は優しくなっているようです。
これは、食事以外のことがありそうですが、女性の強さは何かと争う強さではなく、守るために発揮される強さですね。
男性と女性のホルモンは違うので、女性が男性のように振る舞うのではなく、女性にしかできない役割が発揮されると、生きやすさを感じるのではないかと思います。
6.胎児が育ちためにはタンパク質が必要なので、肉をしっかり食べて体を作らなくてはいけない。
答え ✕
解説 胎児の発育にタンパク質は必要です。
しかし、タンパク質は、肉以外に、ご飯や大豆、小麦からも摂ることはできます。特に大豆を発酵した味噌は、アミノ酸で存在しているので、体に負担なくタンパク質として合成されますし、発酵食品のおかげできれいな血液が作られるので、細胞に栄養素が届きやすくなります。
また、油脂も動物性より植物性のほうが、血管を汚しにくいですね。
肉を食べるのは自由ですが、子どものためにたくさん食べなくてはいけないということはありません。