魔女の試食魂
新生姜の季節。あのレシピをもう一度教えてください。
お客様からの質問です。
「新生姜の季節になりましたね。以前、陽子さんから新生姜を使った何かを聞いた気がするんですが、なんでしたっけ?味噌漬け?
新生姜のない頃だったので記憶が曖昧です…
教えてくださーい(*゚▽゚)ノ」
はーい。
そーなんですよね。
冷え性さんにオススメの【ショウガの味噌漬け】のご紹介です。
その前に!
陰陽調和のお話。
陰陽の目安として、広がる力は陰性。
縮む力は陽性です。
コショウやハーブなどの香辛料や、香りや辛味のある野菜は、陰性の働きがあります。
つまり、お肉のような陽性の食品と合わせたり、夏の陽性の季節に食べることで、夏の暑さを乗り切る体づくりができるのですね。
さて、ショウガは、生で辛味のある時には陰性の働きがあります。
これからの季節は、葉生姜を食べることで、体内にこもりがちな熱を発散させます。
また、胃腸を整えたり、痛みを軽減する働きもあるので、天候が悪くなると節々が痛くなる人にも、おすすめです。
そうは言っても、一年中冷え性の人もいらっしゃいますね。
特にクーラーの効いた部屋で仕事をされている方は、自律神経が乱れてしまい体調を崩される方も多いようです。
本来なら、葉生姜に味噌を付けて食べることで冷え過ぎを防ぐことができます。
しかし、それでも冷えが気になる人は、生姜を味噌に漬けることで、生姜の成分の良いとこ取りをすることができるのです。
作り方は、カンタン♪
ちょっと大きめの新生姜を天日干しして、水分を飛ばします。
しなしなになった生姜を赤味噌につけて、味がしみたら出来上がり。
まだ生姜が小さくて生で食べる用ですが、しっかりと成長した新生姜を見つけたら、試してくださいね。
生姜の陰性は、干すことで水分が飛ばされ、陽性よりになります。
また、香り成分も飛び生姜の陰性の成分が減るため、血流をよくする働きだけが残ります。
加えて味噌の陽性の働きが、体を暖めてくれるのです。
もちろん、小さな生姜でやっても小さな味噌漬けができるだけなので、今すぐ試していただいてもOK!
梅雨に冷える人は、今から作り置きをしておくのもいいですね。
生姜を漬けてあった味噌は、水分を含むことでカビやすくなります。
そのまま溶いて飲んだり、ごぼうや人参の根菜と煮る、味噌汁に使うなど、使い切ってくださいね。
と、生姜についての話はこれでおしまい。
何か、質問などありましたら、遠慮なくお声をかけてくださいね。
ではでは~☆
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